ブルーベリーアントシアニン色素の効果

ブルーベリーはきれいな青紫色をしていますが、これはブルーベリーにアントシアニンと呼ばれる色素がたっぷり含まれているためです。
そして、このアントシアニン色素こそが目をよくしてくれる成分なのです。

ブルーベリーアントシアニン色素がなぜ目によいのか?

では、ブルーベリーのアントシアニン色素がどのように目に作用して目によいのかというと、アントシアニン色素が目の網膜にあるロドプシンという光センサーに作用することがわかっています。
ロドプシンは光の刺激を受けると分解されるとともに、瞬時にもとのロドプシンに再合成されるのですが、この分解と再合成の連続作用が脳に伝わり、私たちは視覚として物が見えると感じます。
ところが、ドロプシンは目を酷使して疲れてくると、再合成が追いつかなくなって、分解と再合成のバランスが取れなくなっていきます。
また、ドロプシンは年をとるとともにだんだん減少していってしまうです。
ロドプシンが少なくなると、脳への信号が伝わりにくくなってきますので、目がチカチカとかすんで物が見えにくくなっていきます。

そんなとき、ブルーベリーのアントシアニン色素を摂ると、ロドプシンの再合成を活性化させる働きをしてくれるのです。
この作用により、ブルーベリーを摂取すると、視覚の機能がよく働き、夜間の視力がよくなり、視野が広がる、という効果が現れてくるのです。


ブルーベリーアントシアニン色素の含有量

ブルーベリーアントシアニン色素によって、目への効果を期待できる1日の必要量は120〜250mgと言われています。
ブルーベリーアントシアニン色素が目によいということで、ブルーベリーの実を食べたり、ブルーベリージャムを食べたりされている方もおられるかと思います。
しかし、ブルーベリーのアントシアニン色素は、ブルーベリーの皮にたくさん含まれていますし、改良品種のブルーベリーより野生種のブルーベリーのほうが約10倍のアントシアニンが含まれているのです。
野生種のブルーベリーは、日本ではほとんど自生しませんし、ブルーベリーを生あるいは乾燥物の実やジャム、ドリンクで1日必要量を摂取するのは、かなりの量を食べなければならず、非常に大変です。

ブルーベリーは現在約150品種が確認されていますが、中でも最もアントシアニン色素の含有量が多いブルーベリーは、北欧産のビルベリーと呼ばれる品種のもので、ビルベリーには果皮だけでなく、果実も青紫をしていて、実全体にアントシアニン色素を豊富に含んでいます。
ヨーロッパで医薬品として認可されているのは、このビルベリーから抽出されたエキスなのです。
北欧産ビルベリーは、それだけ価値のあるものであって原料としても非常に高価であり、ブルーベリー関連商品では「北欧産ビルベリー使用」というのが、よいブルーベリー商品としての1つの謳い文句になっているぐらいです。

ブルーベリーはヨーロッパでは医薬品

ブルーベリーが目に効果があるとわかった経緯

ブルーベリーが目の疲れなどによる視力の衰えを回復するということが初めて報告されたのは、第二次世界大戦が終わる頃のイギリスでのことです。
ブルーベリージャムを毎朝朝食にたっぷりパンに塗っていた連合国空軍のパイロットが、夜間攻撃を行う際に、「薄暗がりの中でも物がはっきり見える」と報告したことがきっかけでした。
その後この報告を聞いたイタリアとフランスの学者がブルーベリーの目に対する効果について医学的に研究を開始し、ブルーベリーに含まれる青紫色の色素であるアントシアニンに目の働きをよくすることが証明されました。


ブルーベリーはヨーロッパでは医薬品

ブルーベリーは、イタリアやフランスを初めとするヨーロッパ諸国では科学的、医学的に目に対する効果が確認されており、医薬品として発売されています。
そのブルーベリーを配合している医薬品の効能効果も近視や夜盲症、眼精疲労など視力アップに関わる効果のみならず、ブルーベリーの強力な抗酸化作用による網膜や毛細血管への効果も謳われています。

ブルーベリーの目に対する効果が欧米諸国で科学的、医学的にこれほど実証されているにも関わらず、日本では医薬品として認められていません。
日本の薬事法では、食物を加工して作ったものは、医薬品とはされず食品のカテゴリーにされてしまうのです。
お隣の国韓国でも医薬品として認可され販売されているというのに、日本は非常に遅れを取っているように思われます。

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