白内障〜目の水晶体異常の病気

●白内障とは?

白内障は、目のピントを合わせる役目をしている水晶体が曇ることで、視力が悪くなる病気です。
つまり、目に入ってきた光が水晶体を通過するときに、曇っている部分が光の通過を妨げるので、網膜まで光の情報がうまく伝わらないのです。
ですから、水晶体の曇ってる部分が多くなれば多いほど、光がゆがめられたり、散乱したりして視力の悪化状態も進むのです。


●白内障の特徴

白内障の特徴は、通常目の痛みを伴わず、徐々に進行していくことです。
また、白内障は、瞳孔が収縮すると、水晶体を通過する光の面積も減りますので、瞳孔が収縮する原因となる明るい光のもとでは、非常に見にくくなります。
ですから、白内障患者は、強い光を見ると光の輪が見えたり、光の反射や拡散が見えたりします。


●白内障の原因

白内障になる原因は、今のところ解明されていませんが、年をとると共に白内障にかかる率は高くなり、一般的には水晶体の老化と考えられています。
また、糖尿病がすすむと合併症として白内障になることがあります。
そのほか、X腺や太陽光、ステロイドなどの薬物やアトピー性皮膚炎の合併症によってもおこります。


●白内障の治療

白内障は、その原因が水晶体の曇ることにありますが、一度曇ってしまった水晶体をもとに戻すことはできません。
ですから、解決法としては、水晶体の曇った部分を取り去り、替わりに人工の水晶体を埋め込む外科手術が行われます。
白内障の手術は、比較的安全で、手術時間も10分〜40分で終わり、入院する必要もありません。
手術後に細菌感染を起こしたり、炎症を軽減するために数週間の通院を行えば治癒します。

白内障の予防として、活性酸素からの攻撃から目の守る、抗酸化作用のあるルテイン、アスタキサンチンなどが有効であるといわれています。


●白内障による「第二の視力の獲得」

白内障になると通常視力が悪くなるものですが、逆に白内障で視力が回復するケースもあるのです。
これは水晶体の中央部分が白内障となる核性白内障と呼ばれるケースでおこる現象で、ピントのズレで近くにある物がよく見えなかったのに、核性白内障になることで再度ピントが合って、近くにある物が見えるようになることがあるのです。

この現象を第二の視力の獲得といい、老眼鏡が必要だったお年寄りが、再び老眼鏡なしでもものを読めるようになったりします。

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